シカ肉がおいしい!みんなに食べて貰いたい!と思ったときに周囲の反応は
【シカって硬くて不味いんやろ?】
【獣くさい】
など様々でした。
鹿肉は本来、臭みのない繊細な味
なぜシカにマイナスイメージを持っているのか考えてみました。
シカは森林の環境や農作物に甚大な被害を与えている害獣です。
森の番人である猟師は個体数を減らす為、シカを駆除します。
駆除したシカは仲間内でわけて食べます。
私たちのグループは食い意地はってる人の集まりなので、猟期は毎日シカを食べ、決して無駄にしません。
がしかし、猟師もいろいろいて、聞いた話では美味しい部位のみ切り取って山に埋めたり
焼却処分する猟師もいるそうです。もったいないもったいない。
食べる事を意識して猟をすると、美味しくなるように細心の注意を払います。
・とめさし&血抜きの仕方
・解体の仕方
・保存の仕方
・料理の仕方
すべて美味しいシカになるために重要です。
もちろん個体差や季節によってもともと臭みが強い場合もあります。それは風味でもあります。向いている料理に使えばいいのです。
でも間違った処理をしたシカの持つ臭みは、風味にはならず、残念なお肉になります。
シカは不味いというイメージを持たれるわけ
①猟師が食べることを前提とした処理をしていない
いい意味でも悪い意味でもワイルドな猟師さんはいます。
その臭みこそ山の味!って思っていたり、細かい事気にするな!って方もいます。
猟師は料理人ではありません。
そんな人から貰った肉は不味いでしょう
②いい所だけ自分で食べて、おいしくないであろう所を人にあげる
悲しいですが、います。わかっててする人。
猟師が汗水たらして獲得した獲物。無駄にしたくない。
でも自分が苦労したんだから、自分がおいしいとこ食べたい
気持ちはめっちゃわかりますけどね
③シカに恨みをもっていて、お肉に対してもイメージが悪い
地元の農家さんに多いです。もうシカって名前聞くだけでもいや!って人も
もうアレルギーのようになっているので、これは仕方ないでしょう。
信頼できる猟師さんからシカ肉やイノシシ肉貰ってください。
どんなところで解体しているのか、聞いてみて下さい。
土の上やベニヤ板の上、トラックの上
非常に衛星面に不安があります。
火を通せば大丈夫!って思うかもしれません。
でも細菌の繁殖は肉を劣化させます、不味い可能性が高いです。
信頼できる猟師が周りにいない場合は処理工場の通販サイトで購入できます。
個人からはシカ肉を買わないでください。ネットを見れば個人がシカ肉を販売していますが、あれは違法です。
保健所から許可を受けた処理工場で加工処理されている、安全なシカ肉を買ってください。
適切に処理されたシカ肉は臭みまったくありません。
自治体によっては害獣を駆除するだけではなく利活用しよう!と本気で動いているところもあります。
処理施設を建設し、猟師が仕留めたシカやイノシシをジビエとしてレストランや一般消費者に販売できるようになっている所もあります。
シカ肉不味いって思ってる人!イメージ変わりますよ
シカ肉ってどんな味?って思ってる人!
牛食べたことない人に味説明できないでしょ?(私はできない)
食べてみて下さい!